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組織に信頼をつくる空気診断|正解を言われる苦痛で人が離れる

品格を身につける
yuko.minetoma

ある外資系のトップ営業マンと話したことがあります。
彼は決して、外見がずば抜けて良いわけでも、
一目で「すごく仕事ができそう」な、雰囲気を醸し出しているわけでもありません。

大きな企業案件や大口の仕事を取って成績を上げたい営業マンが多い中で
その彼は、女性や個人の顧客の信頼をコツコツと積み上げられ
10年以上、常にトップの成績を残し続けている人でした。

そんな方とゆっくりお話しする機会があり、
30分程で、彼の成績の理由がわかりました。

彼には抜群の相手への寄り添い力があるのです。
彼と話をしていて、自分の意見を押し付ける所が全くありませんでした。

寄り添う言葉とは


相手の気持ちになって、共感する言葉ですが
例えな次のようなものがあります。

  • 「そう感じますよね」
  • 「それはひどいですね」
  • 「それは心配ですね」
  • 「それは辛いですね」
  • 「それは安心しましたね」
  • 「それは嬉しかったですね」
  • 「それは安心しましたね」
  • 「いつでも話を聞きますよ」


相手に寄り添うには、想像力と共感力が必要です。

気持ちに寄り添う言葉をかけられた時
私は心の警戒がふと、外れる瞬間を感じ、
一気に信頼感が湧きました。

そして、人は一度信頼すると「その人のために動きたい」という
思いが湧くものです。

彼のその寄り添い力は、「無償の紹介」を生み出し、
どんどん新たなご縁へと繋がっていました。

正解というコントロール

人には、「自分の思い通りにしたい」という欲求があるので
私たちは、ついアドバイスや意見を言ってしまいがちです。
相手に共感して、寄り添う前に
自分の正しいと思う意見を伝えたい
教えてあげたい。
たくさんの経験があるが故の指導が入るのです

ただ、気持ちを聞いて欲しいだけの人に


「それは違うと思うよ」と否定したり
「こっちが正しいよ」と正解を押し付けたり

このような意見は相手が求めてきた時だけ伝えます。
伝え方も重要です
「自分は〇〇と思うけど、そう思ったらやってみて」

押し付けでは無く、こんな意見もあるよと
選択権を相手に残すのです。

どんなに自分のことを思ってくれる相手でも、
常に否定され、正しさを押し付けられるというのは
とてもきついものです

部下との信頼をつくる

特に上下関係がある時、上の人はついつい
「正解」を早く教えたくなるのです。

しかし、人を育てるには忍耐が必要です。
自分と同じようにできる人はいませんし、
自分の中の正解が、全ての人の正解ではありません。
やり方や、考え方は時代や人によっても変わるものです。

つい、このようなコミュ二ケーションを取ってしまっていませんか?

1、できないところを言い続ける
2、やる気がないと決めつける
3、指示だけをする
4、失敗をしたら叱る


このような声掛けは相手の自尊心を奪い
意欲を削いでいきます。そして何より
「全てがうまくいかなくなる」という消極的な気持ちにさせてしまいます。

その結果、失敗を隠したり、目を合わせなくなったりするのです。

このような指導は、部下の成長には繋がりません。

「優秀な人材確保が難しいのに、人材流出が止まらない。」

「部下から信頼を得られていないような気がする」

そんな時は、正しい指導より、信頼を作ることが先決です。
まずは一度、寄り添うことを心がけてみませんか?

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© 2026 Yuko Presence & Elegance Director — Paris & Japan

ABOUT ME
Yuko
日本とパリを行き来しながら、 所作・言葉・心の在り方を通して、 「見えない空気を美しく整える」エレガンスを伝えています。 マナーを型として教えるのではなく、 美意識を内側に育てること。 その人や組織が大切にしている価値が 自然にふるまいとして表れる状態を大切にしています。 日常の所作、歩き方、コミュニケーション。 すべては、人生そのもののエレガンスへとつながっています。
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