洋食の食べ方「ナイフフォークを美しく使う」

カトラリーとは

カトラリーCutlery:フランスではcouverts(クヴエール)
テーブルで使う刃物のことですが
今ではスプーンやナイフ・フォークなどを総称して言います

昔は銀が使われていた

銀は高価であったため銀のカトラリーは宝物として大切にしました。
貴族はカトラリーに家の紋章を入れ食器と共に客人へのふるまいの道具であった
ほかにも毒殺に使われたヒ素に反応し色が変わったためその検知のためでもありました
しかし銀は手入れが大変で、平民の日常の食卓には鉄製のカトラリーが使われていた

今ではステンレス製になり手入れもいらず美しいままです

 

食器やつぼは招待主の豊かさに比例していました。貧しい人は土製の食器を使いましたが裕福な騎士や市民は銀製の食器をつかっていました。富を高価な道具に転換しておくことは珍しくもないことでした。しかしさすがにこの高価な食器は数量が限られ、高貴な人が主催する宴会でも客の一部はもっと粗末な食器を使用するしかありませんでした。

中世ヨーロッパの食卓事情の面白いブログより転記

 

 

カトラリーを美しく使うコツは

1,小指から3本で軽く握る
2,指先と手首を使う
3,肘を張らない

 

フランスの女性はカフェでも素敵

カフェでも手先を綺麗に使って、パンを切る女性
カジュアルな場所でも美しいなと思いました

 

手先を美しく使ってカトラリーを使う為の動画講座です

 

食時のマナーは食器を大切にする

和食のマナー洋食のマナーもカトラリーや食器を大切にする事を考えて振る舞うと美しくなります。

本来マナーは相手への思いやりですが、出していただいた食器や食事の作り手の気持ちにまで思いやりを持つ事は

人や物を大切に扱う=自分の心や自分を大切に扱う事になります

 

洋食のマナー

ナイフフォークを皿の上に置くときは・・

皿の縁には昔はデコラティブな飾りが有り、皿の中央部分に食べ物をのせるようにできていました。

ナイフフォークも縁の飾りを傷つけないよう、縁にはかからないよう置いたのです。

ワイングラスも薄くて割れやすい物でしたから、乾杯でグラスを合わせることはしなかったのです

 

和食のマナー

お椀や茶碗などを持つときは、粗相(食器を傷つける・こぼす等)がないよう必ず右手で持ってから左手で下を支える。

テーブルの上に置くときも必ず右手で支えて置く様に丁寧に扱います

お椀の蓋も金細工や漆が剥がれないよう、裏返しではなく出てきた時のままに蓋をします

 

 

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