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優雅さを生む身体言語 — 空間の品格 —

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A space is completed by the presence within it.

ラグジュアリー空間において、
印象を決定づけるのは言葉ではありません。

姿勢、視線、立ち位置、
そしてそこに漂う存在感。

人は無意識のうちに、
非言語の情報から安心感や品格を感じ取っています。

空間の質は、
そこにいる人の在り方によって静かに整えられていきます。

静止の美しさ

優雅さとは、動きの美しさだけではありません。

静かに立つ姿そのものが、空間に落ち着きをもたらします。

その姿に人のぬくもりが感じられ、
お客様を受け入れる在り方が宿ることで、
安心感が生まれます。

一方で、身体の疲れや
「立つという作業」だけに意識が向いている状態は、
見ている側に自然と伝わります。

目の前だけではなく、
体全体に意識が行き届くことで、
必要な視線や気配にどこからでも気づくことができる。

そのような身体の在り方を整えることが大切です。

動き出し

無駄のない滑らかな動き出しは、
人に余計な緊張感を与えません。

人が動くと、
私たちは無意識に目で追ってしまうものです。

そこに迷いや不要な意図が含まれると、
空間に緊張が生まれます。

ラグジュアリーな空間には、
光や空気の流れ、
音楽や会話のリズムが存在しています。

その流れに調和する動き出しは、
優雅で流れるような空間の空気を自然に生み出します。

ブランドに合う品格を保つ動き

安定した動きを保つためには、
体幹の安定が欠かせません。

無駄な音を立てない足先、
丁寧に扱われる手先、
細部への意識。

空間の流れに沿って歩き、
立ち止まり、
サーブを行う姿は、
まるで静かな芸術のように映ります。

足捌きや腕の使い方は、
スタッフの品格を感じさせます

ラグジュアリーなホテルのブランドつくりにおいて、
スタッフの動きは欠かすことのできない要素です。

在り方が加わることで体験は感動となる

多くのスタッフがいる中で、

「この方だけは忘れられない」

「あの方にまたお願いしたい」

そのように感じる瞬間があります。

どれほど音を立てず、
言葉が美しくても、
心が伴っていなければ、
無機質な建物と変わらない印象を与えてしまいます。

私たちはしばしば
「なんとなく」という言葉で表現しますが、
人の在り方は空気を通して伝わっています。

建物にも空間の波長があります。

それを活かすのは、
そこにいる人の感情や心の在り方です。

在り方が整うとき、
空間の空気は静かに整えられていきます。

そして、その記憶は
空間の記憶と共に
消えることがないのです。

優雅さとは、人が現す

優雅さとは、装飾ではありません。

空間と調和する在り方、
安心感を生む存在、
そして静かに伝わるエネルギー。

人の在り方が整うとき、
空間は静かに美しさを帯びていきます。

この在り方は空間の空気を作るのに大切なことと
捉えています。

この在り方は、
気づきや学びによって身につけることが可能です。

空間の質は、人の在り方によって静かに整えられていきます。

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ABOUT ME
Yuko
日本とパリを行き来しながら、 所作・言葉・心の在り方を通して、 「見えない空気を美しく整える」エレガンスを伝えています。 マナーを型として教えるのではなく、 美意識を内側に育てることで、 その人や組織が大切にしている価値が 自然にふるまいとして表れる状態を大切にしています。 日常の所作、歩き方、コミュニケーション。 すべては、人生そのもののエレガンスへとつながっています。
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