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研修・講演

同じ組織なのに、空気が違う理由

yuko.minetoma

— 安心できる上司が生み出す現場力 —

― 安心できる上司が生み出す現場の力 ―

現場に立ったとき、
言葉では説明できない「空気の違い」を感じることがあります。

ある部署では、
うっすらとした緊張感が漂い、
人々は様子をうかがいながら会話をしています。

一方で別の部署では、
スタッフが明るく、のびのびと働き、
自然な笑顔と活気が流れています。

同じ会社の中で、
なぜここまで空気が違うのでしょうか。

緊張の空気が生まれる現場

緊張感のある現場では、

  • 上の反応を気にして発言を控える
  • 正解を探しながら行動する
  • 失敗を避けることが優先される
  • 本音が出にくい

という状態が起こりやすくなります。

これは意欲が低いのではなく、
安心感が不足しているときに生まれる
自然な防御反応です。

結果として、

会話の余地が減り、

部署間に見えない壁が生まれ、

エネルギーは静かに消耗していきます。

安心できる現場で起きていること

一方、部下から慕われている上司のもとでは、
まったく違う空気が流れていました。

スタッフは明るく、
互いに声を掛け合い、
のびのびと仕事をしています。

そこには、

  • 相談しやすさ
  • 意見を言える安心感
  • 判断を信頼されている感覚
  • 失敗しても人格否定されない安心

が存在していました。

明るさは性格ではなく、
安心感の結果として生まれるものです。

空気を作るのはルールではなく「在り方」

組織の空気は、
マニュアルやルールだけで決まるものではありません。

人は無意識に、

  • 何が安全か
  • 何が評価されるか
  • 何が許されるか

を観察しています。

そして最も強く影響するのが、
リーダーの在り方です。

安心感を生むリーダーのもとでは、
人は主体的に動きます。

緊張を生む環境では、
人は防御的になります。

安心感が成果を生む理由

安心できる環境では、

安心

→ 主体性

→ 協力

→ 成果

→ 信頼

→ さらに安心

という循環が生まれます。

一方、緊張が強い環境では、

不安

→ 防御

→ 発言減少

→ 協力低下

→ 誤解増加

→ 距離の拡大

という逆の循環が起こります。

空気の質は、
組織の成果と深く結びついています。

ホスピタリティの質を決めるもの

サービスの質は、
スキルやマナーだけで決まるものではありません。

安心して存在できる環境があるとき、
人は自然に周囲へ配慮できるようになります。

空気が整うことで、
ホスピタリティは特別な努力ではなく、
自然な振る舞いとして現れます。

Presence(在り方)が空間を変える

人の在り方は、空気として周囲に伝わります。

安心感を生む存在は、
その場に静かな信頼をもたらします。

空気が柔らぐと、
人は安心し、

関係性が整い、
空間の質が変わります。

組織の空気は変わる

空気は固定されたものではありません。

安心できる関係性が育まれると、
様子をうかがう必要はなくなり、
主体性が自然に戻ってきます。

リーダーの在り方が変わると、
空気が変わり、
行動が変わり、
組織の文化が変わっていきます。

最後に

同じ組織でも、
空気が違えば働く人の表情は変わります。

安心して存在できる環境は、
人の力を引き出し、
空間の質を高め、
組織の価値を育てます。

空気は目に見えません。

けれど、それは確かに体験され、
記憶に残る価値を生み出しています。

安心感のある空気は、
意図的に育てることができます。
リーダーの在り方と
組織の空気を整えるための取り組みについては、
こちらでご紹介しています。
管理職・マネジメント研修について


アルレスカの美意識を作る
エレガンスメソッドについて
Alresuka Presence & Elegance Method

ABOUT ME
Yuko
日本とパリを行き来しながら、 所作・言葉・心の在り方を通して、 「見えない空気を美しく整える」エレガンスを伝えています。 マナーを型として教えるのではなく、 美意識を内側に育てることで、 その人や組織が大切にしている価値が 自然にふるまいとして表れる状態を大切にしています。 日常の所作、歩き方、コミュニケーション。 すべては、人生そのもののエレガンスへとつながっています。
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